「ただの脂肪のかたまり」と決めつけていませんか
皮膚やその下にできる「できもの」「しこり」の多くは、粉瘤(ふんりゅう)や脂肪腫などの良性のものです。ただし、なかには注意が必要なものもあり、見た目だけで自己判断するのは難しい症状です。
当院では外科専門医が診察し、日帰りの小手術(保険診療)まで対応しています。このページでは、受診の目安と当院でできることをご案内します。
受診の目安
- 早めに当院を受診してください
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- 急に大きくなってきた
- 触ると痛い、赤く腫れてきた(粉瘤の感染などが考えられます)
- 出血する、じゅくじゅくしている
- 色がまだらで、形が左右非対称、フチがギザギザしている
- 6mmを超える黒いできもの、大きさ・形・色が変化してきたほくろ
- 足の裏・手のひら・爪にできた黒いしみや線
ほくろの変化のサイン(形の非対称・フチの不整・色のむら・6mm超の大きさ・変化)は、皮膚の悪性腫瘍を見分ける一般的な指標です。あてはまるものがあれば、お早めにご受診ください。
- 通常の診療時間内にご相談ください
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- 昔からあるが、少しずつ大きくなってきた
- 押すと動く、柔らかいしこり
- 見た目が気になる、服やカバンに当たってわずらわしい
- うおのめ・たこ・巻き爪の痛み
乳房のしこりは専用のページをご用意しています。乳房のしこりに気づいたらをご覧ください。
よくあるできものの種類
- 粉瘤(ふんりゅう・アテローム)
- 皮膚の下に袋ができ、垢や皮脂がたまったものです。放置すると少しずつ大きくなり、細菌が入ると赤く腫れて痛みます。袋ごと切除しないと再発するため、炎症のない小さいうちの切除をおすすめしています。
- 脂肪腫
- 皮膚の下にできる柔らかい良性のしこりです。ゆっくり大きくなることがあり、大きさや部位によって切除をご提案します。
- ほくろ・いぼ
- ほとんどは心配のないものですが、変化するほくろには注意が必要です。診断や治療のために必要なものは保険診療の範囲内で対応します。
- うおのめ・たこ・巻き爪
- 足の痛みの身近な原因です。角質を削る処置や、食い込んだ爪の処置を保険診療で行っています。詳しくは外科のページをご覧ください。
「大きくなってから」より「小さいうちに」
粉瘤は、小さいうちに切除すれば傷も小さくすみます。感染して腫れてからでは、まず切開して膿を出す処置が必要になり、切除はその後になります。「気になるけれど、痛くないから」と先送りにせず、小さいうちにご相談ください。
当院でできること
- 外科専門医による診察・診断
- 局所麻酔による日帰りの切除手術(保険診療。粉瘤摘出は年間18件〔2025年〕)
- 感染して腫れている粉瘤の切開・排膿
- 切除した組織は原則として病理検査に提出し、悪性でないかを確認
- うおのめ・たこ・巻き爪の処置
診察の結果、皮膚科での専門的な診断・処置が必要と判断した場合は、皮膚科の受診をおすすめし、必要に応じて総合病院の皮膚科をご紹介します。
費用の目安(健康保険3割負担): 粉瘤など皮膚・皮下腫瘍の切除 4,000〜10,000円程度(部位・大きさ・病理検査により変動)/うおのめ・たこの処置 500円程度/巻き爪・陥入爪の手術 4,000〜8,000円程度。初再診料等は含みません。
よくあるご質問
Q. 診察したその日に取ってもらえますか?
A. できものの大きさ・部位・状態によっては当日の切除が可能な場合もありますが、診察のうえで判断し、後日の予約手術をご案内する場合もあります。まずは診察にお越しください。
Q. ほくろやいぼも取れますか?
A. 診断や治療のために必要なものは、保険診療の範囲内で対応しています。美容目的の切除は行っておりません。診察でご相談ください。
Q. 取ったあと、悪いものかどうか調べてもらえますか?
A. 切除した組織は原則として病理検査(顕微鏡での検査)に提出し、悪性のものでないかを確認しています。
このほかのご質問は、よくあるご質問もご覧ください。
まずはご相談ください
「こんな小さなできもので受診していいのかな」と迷ったら、それが受診のタイミングです。調べて何もなければ、それがいちばんの安心につながります。ご予約はWEB・LINE・お電話・受付で承ります。
監修・最終更新
監修:院長 園原 史訓(外科専門医・消化器外科専門医 ほか)
- 最終更新日:2026年8月
- 参考:国立がん研究センター がん情報サービス「メラノーマ(悪性黒色腫)」(2026年8月時点)。
- 記載の処置実績は当院の集計値(事実としての件数)であり、治療成績や他院との比較を示すものではありません。費用は一般的な目安です。
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