男性も乳腺外科を受診できます
「男性が乳腺外科を受診してもいいのだろうか」と迷う方は少なくありません。男性も受診できます。胸のふくらみやしこり、痛みが気になるときは、ひとりで悩まずご相談ください。
男性の胸のふくらみの多くは「女性化乳房」という良性の変化です。ただ、お薬や内科の病気が関係していることもあり、まれに男性の乳がんもあります。
- こんな症状はありませんか
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- 乳頭の下が円盤状にふくらんでいる
- 胸を押すと痛い・服がこすれると痛む
- 片側の胸にしこりがある
- お薬を飲み始めてから、胸がふくらんできた
- 乳頭から分泌物が出る
受診の目安
- 早めに受診してください
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- 片側だけに、硬いしこりがある(乳頭の真下から外れた位置にある場合は特に)
- 乳頭がへこんできた、乳頭から血の混じった分泌がある、乳頭まわりの皮膚がただれている
- わきの下にもしこりを触れる
- しこりが急に大きくなってきた
- 受診をおすすめします
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- 乳頭の下が円盤状にふくらみ、押すと痛む(女性化乳房のことが多い)
- お薬を飲み始めてから胸がふくらんできた
- 両側の胸のふくらみが目立ち、気になる
主な原因
- 女性化乳房
- 男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが変化し、乳腺が発達する良性の変化です。思春期や中高年の方に多くみられ、片側だけのこともあります。
- お薬の影響
- 一部の胃薬・利尿薬・前立腺の薬・心の病気の薬などで、胸がふくらむことがあります。
- 内科の病気
- 肝臓・甲状腺・腎臓の病気や、ホルモンの異常が関係していることがあります。
- 脂肪によるふくらみ
- 体重の増加により胸に脂肪がつき、ふくらんで見えることがあります(偽性女性化乳房)。
- 男性の乳がん
- 乳がん全体の約1%とまれですが、男性にも起こります。中高年の方に多く、片側の硬いしこり・乳頭のへこみ・血の混じった分泌などで気づかれます。
「片側・硬い・乳頭の変化」は早めに
女性化乳房は、乳頭の真下にやわらかく円盤状に広がり、押すと痛むことが多いのが特徴です。一方で、片側だけの硬いしこり、乳頭のへこみ、血の混じった分泌は、男性の乳がんのサインのことがあります。迷ったときは、ご受診ください。
当院での検査と治療
- STEP1 問診・視触診
- いつから、どのように変化してきたかをお伺いします。服用中のお薬の確認が大切ですので、お薬手帳をお持ちください。
- STEP2 乳腺エコー(超音波)検査
- 乳腺の発達か、脂肪か、しこりかを確認します。原則として受診当日に行っています。
- STEP3 必要に応じた検査
- 必要に応じて血液検査を行います。しこりの性状により、穿刺吸引細胞診(FNA)や吸引式組織生検(VAB)を院内で行います。
- STEP4 治療
- 原因となるお薬があれば、見直しを検討します。原因となる病気があれば、その治療を行います。多くは経過観察で落ち着きます。手術が必要な場合は、連携病院へご紹介します。
費用の目安
症状がある方の検査は保険診療です。健康保険(3割負担)のおおよその目安は次のとおりです。
- 乳腺エコー(超音波)検査:1,000〜2,000円程度
- 上記は当院の保険点数をもとにした概算で、初診料・再診料や処方等は含みません。検査の組み合わせにより変動します。
よくあるご質問
まずはご相談ください
「こんなことで受診していいのだろうか」と迷う段階でのご相談も歓迎します。ご予約はWEB・LINE・お電話・受付で承ります。
監修・最終更新
監修:院長 園原 史訓(外科専門医・消化器外科専門医 ほか)
- 最終更新日:2026年9月
- 参考:国立がん研究センター希少がんセンター「男性乳がん」、国立がん研究センター がん情報サービス「乳がん」(2026年9月時点)。
- 費用は一般的な目安です。
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