子どもの急な発熱、慌てなくて大丈夫です
夜に限って熱が上がる、朝は下がったのにまた上がる——子どもの発熱は、保護者の方にとって最も心配な症状のひとつです。
大切なのは、熱の高さそのものよりも、お子さまの全身状態です。高い熱でも元気で水分がとれていれば慌てる必要はなく、逆に熱がそれほど高くなくても、ぐったりしている・水分がとれないときは早めの受診が必要です。このページでは、受診の目安とご家庭でできることをご案内します。
受診の目安
- 夜間・休日でも、すぐに受診してください(救急)
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次のいずれかがあるときは、時間帯を問わず受診が必要です。
- けいれんを起こした
- 意識がおかしい(呼びかけへの反応が鈍い、ずっとうとうとしている)
- 呼吸があらく、苦しそう
- 顔色・くちびるの色が悪い
- ぐったりして水分がとれない、半日以上おしっこが出ていない
夜間・休日は、下記の急病診療所・救急相談(#8000)をご利用ください。緊急の場合は迷わず119番へ。
生後3か月未満の発熱は、それだけで受診が必要なサインです。当院ではなく、小児科のある病院・救急の受診をおすすめします(判断に迷うときは #8000 へ)。
- 早めに当院を受診してください
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- 高熱が続く(目安として2〜3日以上)
- 水分はとれるが、食欲や機嫌がすぐれない
- 耳を痛がる、のどの痛みが強い、発疹をともなう
- せき・鼻水がひどくなってきた
- いったん下がった熱がぶり返した
- おうちで様子を見ながら、日中の受診をご検討ください
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熱はあっても、元気があり・水分がとれて・あやすと笑い・おしっこがいつも通り出ている場合は、診療時間内の受診で問題ないことが多い状態です。発熱以外の症状の変化に注意しながらお過ごしください。
子どもの発熱の主な原因
- かぜ症候群(ウイルス性の上気道炎)
- 子どもの発熱の原因として最も多く、せき・鼻水・のどの痛みをともないます。多くは数日で自然に軽快します。
- インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症
- 流行期の急な高熱で疑われます。当院では院内の迅速検査で判定できます。
- のど・耳の感染症
- のどの強い痛みや、耳を痛がる様子をともなうことがあります。
- 胃腸炎
- 嘔吐・下痢をともなう発熱です。水分がとれているかが大切な観察ポイントになります。
- 突発性発疹(乳幼児)
- 生後6か月〜2歳ごろに多く、高熱が数日続いたあと、解熱とともに発疹が出るのが特徴です。
受診前に、ご家庭でできること
- 水分をこまめに。母乳・ミルクはそのまま続けて構いません。経口補水液やお茶・薄めたジュースなど、飲めるものを少しずつ。
- 衣服と室温の調整。寒気でふるえているときは温かく、熱が上がりきって暑がるときは薄着にします。
- 解熱剤は「つらさを和らげる薬」。38.5℃以上が使用の目安ですが、元気で水分がとれていれば必ずしも使う必要はありません。眠れない・水分がとれないときにお使いください。
- 食事は無理をさせず、水分を優先してください。
受診時に教えていただきたいこと
次の点をお伝えいただけると、診察がスムーズです(わかる範囲で構いません)。
- いつから熱があるか、最高何度まで上がったか
- 水分・食事・おしっこの様子
- けいれん・発疹の有無
- 保育園・学校やご家族での流行(インフルエンザ・コロナ・胃腸炎など)
- 予防接種の状況(母子手帳をご持参ください)
当院での診療(発熱外来)
夜間・休日にお困りのとき
当院の診療時間外は、下記の公的な窓口をご利用ください。
- 受診するか迷うとき|あいち小児救急電話相談 #8000
- 短縮番号がご利用いただけない場合は 052-962-9900
受付時間:平日 19:00〜翌朝8:00/土曜・日曜・祝日・年末年始 8:00〜翌朝8:00
看護師が電話で相談に応じます(相談は無料・通話料は自己負担)。
- 日曜・祝日に受診したいとき|南区休日急病診療所(内科・小児科)
- 名古屋市南区西又兵ヱ町4丁目8番地の1 TEL 052-611-0990
受付時間:9:30〜12:00/13:00〜16:30(日曜・祝日・12月29日〜1月3日)
- 平日の夜間
- 上記の南区休日急病診療所と同じ建物にある南部平日夜間急病センターは、内科のみの診療(受付 20:30〜23:30)です。お子さまの受診をご希望の場合は、必ず事前にお電話(052-611-0990)でお問い合わせください。
意識がない、けいれんが続く、呼吸が苦しいなど、緊急の場合は迷わず119番へご連絡ください。
- 上記は2026年8月時点で愛知県・名古屋市が公表している内容です。最新の情報は各窓口の案内をご確認ください。
費用について
名古屋市の子ども医療費助成制度により、18歳に到達した年度末までのお子さまは、保険診療の自己負担額が助成されます(保護者の方の所得制限はありません)。受診の際は、資格確認書またはマイナ保険証とあわせて医療証をご提示ください。
- 予防接種(任意接種)や診断書の発行など、保険適用外のものは助成の対象外です。
- 制度の詳細・申請方法は名古屋市の案内をご確認ください(2026年8月時点の内容です)。
よくあるご質問
Q. 何度になったら受診すべきですか?
A. 「何度以上なら受診」という決まった基準はありません。熱の高さよりも、お子さまの全身状態(元気・水分・おしっこ・呼吸)が大切です。高熱でも元気で水分がとれていれば診療時間内の受診で間に合うことが多く、逆に熱がそれほど高くなくても、ぐったりしている・水分がとれない場合は早めに受診してください。
Q. 解熱剤は使ってもいいですか?
A. 38.5℃以上が使用の目安とされていますが、元気で水分がとれていれば必ずしも使う必要はありません。解熱剤は病気を治す薬ではなく、つらさを和らげる薬です。眠れない・水分がとれないなど、つらそうなときにお使いください。使い方に迷う場合はご相談ください。
Q. 保育園・学校はいつから行けますか?
A. インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などは、法令や園・学校の基準で出席停止期間が定められています。病名により異なりますので、診断の際に登園・登校の目安をあわせてご案内します。園・学校に提出する書類の発行にも対応しています。