血糖の指摘は「症状が出る前」が対策のチャンスです
血糖が高い状態は、自覚症状がほとんどないまま進むことがあります。健診での指摘は、体の変化に早く気づけたチャンスです。
指摘の程度によって、今すべきことは変わります。当院ではHbA1c・血糖を院内で測定し、その日のうちに結果をご説明します。
受診の目安
- すぐに受診してください(夜間・休日は救急へ)
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- のどが異常に渇く・尿の量や回数が多い・急にやせた、に加えて、強いだるさ・吐き気・意識がぼんやりする
- 早めに当院を受診してください
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- 健診の結果票で、血糖・HbA1cが「要医療」「要受診」「要精密検査」と判定された
- 以前に糖尿病と言われたが、通院をやめてしまっている
- のどの渇き・尿の量や回数が多い・体重が減ってきた、などの症状がある
- 受診をおすすめします
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- 「要再検査」「要経過観察」「境界型」「糖尿病の疑い」と言われた
- 肥満・高血圧・脂質異常・ご家族に糖尿病の方がいるなど、リスクが重なっている
- 結果票の判定の呼び方は、健診機関によって異なります。判断に迷うときは、結果票をお持ちのうえご相談ください。
数値の意味
- HbA1c(ヘモグロビンA1c)
- 過去1〜2か月間の平均的な血糖の状態を表す指標です。日々の血糖の変動に左右されにくく、長期的な状態の評価に適しています。
- 空腹時血糖
- 食事をとらずに測った血糖値です。
- 随時血糖
- 食事の時間に関係なく測った血糖値です。食事の影響を受けます。
糖尿病かどうかは、血糖値とHbA1cを組み合わせて判断します。1回の検査だけでは決まらないこともあり、再検査で確認します。
放っておくと
血糖が高い状態が続くと、目(網膜症)・腎臓(腎症)・神経(神経障害)の合併症や、心筋梗塞・脳卒中などのリスクが高まります。合併症が出る前の対応が肝心です。
当院でできること
- 院内で迅速に測定し、当日ご説明
- HbA1c・血糖を院内で測定し、その日のうちに結果をもとにご説明します(HbA1cの測定 年間1,930件〔2025年〕)。
- 療養計画を一緒に
- 食事・運動を含めた療養計画を一緒に立て、無理なく続けられる方法を考えます。
- お薬による治療
- 必要に応じて、血糖を下げる飲み薬や、注射薬(インスリン・GLP-1受容体作動薬など)による治療を行います。
- 継続して管理
- 生活習慣病の継続管理(年間2,759件〔2025年〕)として、定期的に数値を確認していきます。
「境界型」と言われた方へ
糖尿病の手前の段階で、生活習慣の見直しによる改善が期待できる時期です。まずは一度ご受診ください。定期的に数値を確認していきましょう。
受診時にお持ちいただきたいもの
- 健診の結果票(なくても受診できます)
- お薬手帳(服用中の薬がある方)
- 健康保険証またはマイナ保険証
よくあるご質問
Q. 数値が高いと、すぐに薬を飲むことになりますか?
A. 数値の程度や体の状態によります。多くの場合、まず食事・運動などの生活習慣の見直しから始め、必要に応じてお薬を検討します。
Q. 健診から数か月たってしまいました。今からでも受診していいですか?
A. もちろんです。今の状態を当院で測り直し、その日のうちに結果をご説明します。
Q. 「境界型」と言われました。何をすればいいですか?
A. 糖尿病の手前の段階で、生活習慣の見直しによる改善が期待できる時期です。まずは一度ご受診ください。体重・食事・運動のポイントをお伝えし、定期的に数値を確認していきます。
まずはご相談ください
健診は「受けたあと」が本番です。結果票をお持ちのうえ、一度ご相談ください。ご予約はWEB・LINE・お電話・受付で承ります。
監修・最終更新
監修:院長 園原 史訓(消化器病専門医・消化器外科専門医・日本医師会 かかりつけ医機能研修 修了・難病指定医〔名古屋市〕 ほか)
- 最終更新日:2026年9月
- 参考:日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン」、厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム」(2026年9月時点)。
- 記載の検査・管理実績は当院の集計値(事実としての件数)であり、治療成績や他院との比較を示すものではありません。
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